産業保健分野のあらゆることを、
アウトソーシング
健康診断からストレスチェック、衛生委員会の運営まで多岐に渡って相談しています。
丸紅リアルエステートマネジメント(株)は、丸紅グループの一員として マンションや商業施設などの管理業務をメインに行っている会社です。警備業を行っていることもあり、従業員の健康管理は非常に重要になります。
2014年6月に丸紅不動産(株)と丸紅コミュニティ(株)のマネジメント事業部が合併し、丸紅リアルエステートマネジメント(株)が誕生しました。
合併したことで従業員が50人を超え、衛生委員会やストレスチェックを行うことになり、産業保健サービス(株)との関わりが始まりました。
最初は衛生委員会の立ち上げから関わっていただきました。
その後、産業医の先生と毎月の衛生委員会への参加、ストレスチェックを行っていただいたりと、健康管理部門のコンサルタントのような形になりました。
健康管理部門のさまざまな業務をアウトソーシングしている印象で、とても助かっています。
昨今、メンタルヘルス対策について大きく取り上げられるようになりました。
弊社としても、残業時間の軽減には取組んでおり、着実に成果が上がっています。
この取組みを継続、強化していきたいと考えています。
さらに、2016年からストレスチェックを行うようになったのですが、毎年の分析結果を蓄積していき、有効な対策を行えるようにしたいと考えています。
メンタルヘルスに対する施策を行う上で、やはり重要になるのが社員の相談の受け皿だと考えています。
産業保健サービス(株)と連携を密にし、産業医の先生や産業保健サービス(株)のカウンセラーなどに、今まで以上に相談しやすい環境を構築する計画です。
丸紅リアルエステートマネジメント(株)は、不動産の管理業務の中で警備業も行っています。
実は警備業というのは、就業時に1回、その後も年に2回の健康診断を義務づけられています。
入社しても健康診断を受けないと仕事に従事できないケースもあります。
この健康診断の手配業務がかなり煩雑で、7〜8カ所ほどの事業所がありますから、事業所近隣の医療機関を手配しなければならないのです。
その手配業務もすべてお願いできていますし、さらに健康診断の結果についても、医療機関から産業保健サービス(株)へ送られるので、総務としては非常に助かっています。
非常に丁寧な仕事をしてくださる印象ですね。
健康診断は行っていたのですが、社員数も多いですし、全員に目を配ることはできていなかったですね。従業員が健康診断を受けて、医療機関から送られてくる結果を確認して終わり、みたいな感じでした。
一人ひとりの健康状態について、総務が把握できていなかった部分もあります。警備業法で健康診断を義務づけられているから受診はする、でも「再検査」という結果が出ても、なかなか行く人が少ないという状況でした。
現在では、健康診断時の医療機関の手配から、受診結果の就業判定までやっていただいています。
医療機関から結果が産業保健サービス(株)に送付され、産業医の先生と一緒にすべての結果に目を通していただいています。
産業医の先生が「再検査を受けてください」などのコメントを書いてくださるのですが、身近な先生からのコメントが入ることによって、再検査の実施率は上がっています。
特に警備業の場合、従事する人に高齢者が多いため、この取組みは今後も継続していきたいですね。
産業保健サービス(株)と関わって、もっとも変化したのは総務の仕事の効率化ではないでしょうか。
事業所が7〜8カ所あり、それぞれの地域で健康診断の医療機関を手配するのはかなり煩雑な作業です。
それをアウトソーシングできるようになったのはうれしいですね。
それに加えて、アフターフォローもしっかりできるようになりました。
今後は、今以上に現場の従業員一人ひとりの顔が見えるような仕組みを構築して、産業医面談などもより積極的に利用できるよう、発信を続けていきたいと考えています。