ブログ / Staff blog
「激しく痛んだ食品を見たことがある」
そんな質問があれば、私は大いにYESと答えます。
経済的余裕が全くなかった20代初め、私の生活は自炊がデフォルトでした。
ある夏の暑い休日、私は可もなく不可もない味わいのカレーを大量に作っていました。
これで3日は生存可能…、と満足げにグツグツ煮込まれるカレーを眺めていると、友人から突然のアルバイト依頼。
さて、このカレーをどうするか…。
鍋は驚くほど熱い、だから冷蔵庫には入れられないと判断した私は、カレーを放置。
そして6時間後、帰宅しドアを開けた瞬間の異臭に驚くことになります。
「カレーは暑いかの地で食べられる国民食だから、放置しても大丈夫。」
と判断した当時の私が、何十年かして皆さんに「食中毒には気を付けましょう」というのですから人生はおかしなものです。
今月はそんな痛い経験を思い出した「食中毒」と、今年は一段と暑いので特に心配な「脱水」がテーマです。
参考資料:夏に気を付けたい食中毒や脱水(PDF)